共通
・乳児用の睡眠環境を整える
うつ伏せ寝は避ける。
ふかふかの布団・枕は使わない。
窒息と乳幼児突然死症候群を防ぐ。
・ベビープルーフを徹底する
誤飲(タバコ・ボタン電池)、階段からの転落、浴槽での溺死。
部屋を安全にする。
・予防接種のスケジュールを先に把握する
最短で必要なものを終わらせる。
知らなかっただけで、重い後遺症のリスクを残す。
・新生児の便と尿の色を毎日見る
白っぽい便、濃い尿、血が混じる場合はすぐ病院。
脱水、黄疸、感染症の見逃しで、脳にダメージが出ることがある。
・母子手帳の便色カードを使う
白っぽい便、薄い便は胆道閉鎖症の可能性がある。
早期に見つければ、肝移植を避けられることがある。
・安全な寝かしつけ(ABC)
A:Alone(一人で寝かせる)
B:Back(仰向け)
C:Crib(ベビーベッド)
守らないと、乳幼児突然死症候群のリスクが上がる。
・体重増加を確認する
新生児期は1日20〜30g増が目安。
増えない、減る場合は小児科へ。
・新生児黄疸を見る
毎日、肌の色を見る。
白目が黄色いなら病院。
放置すると核黄疸で脳にダメージが出ることがある。
・ビタミンK2シロップの投与を確認する
産院で3回法、または3ヶ月法が実施されているか。
知らないと、遅発型の頭蓋内出血で命に関わることがある。
・へその緒のケア
毎日、消毒して乾燥させる。
化膿したら病院。
・正しい沐浴
湯温は38〜40℃、時間は5〜10分以内。
首を支え、湯冷めさせない。
父親も練習する。
・授乳・ミルクの与え方とゲップ
飲み残しとゲップ不足は、吐き戻しと誤嚥のリスク。
父親も覚える。
・泣き止まないときの対処
揺さぶりは禁止(揺さぶられっ子症候群)。
抱っこ、白い騒音、散歩など、先に方法を知っておく。
・小児救急と事故の予習
BLSと熱性けいれんの動画を、起きる前に見ておく。
・緊急連絡先を冷蔵庫に貼る
小児救急、毒物センター、かかりつけ医、家族。
・家族の感染症予防
手洗い、マスク、不要な外出を控える。
新生児は免疫がほぼ無い。風邪やRSウイルスで入院しやすい。
・体温と服装
室温はおおよそ20〜24℃。
服装は大人より1枚少なく。
暑すぎても寒すぎても危ない。
・爪切り
沐浴後など、爪が柔らかいときに、明るい場所で、指の腹側から見て切る。
切りすぎて出血させない。
・産後1ヶ月健診(母子両方)
赤ちゃんの成長と、母親の体調を見る。
産後うつや発達の異常を見逃しやすい。
・チャイルドシート
新生児から正しく付ける。
付け方を知らないと、事故のときの死亡リスクが上がる。
・低出生体重かどうか確認する
2500g未満なら、発達と栄養のフォローが必要。
・生まれた時点で障害が無いか確認する
新生児スクリーニングの結果を必ず見る。
早期治療の機会を逃すと、取り返しがつかないことがある。
・斜頭症の予防
毎日、頭の向きを変える。
必要なら矯正具を検討する(費用は数十万円かかることがある)。
「可能であれば」でいい。必須ではない。
・スキンケア
乾燥を放置すると、アトピーや食物アレルギーのリスクが上がることがある。
・乳歯の前段階
歯が生える前から、口の周りを触られることに慣れさせる。
ガーゼで拭くと、あとで歯磨きを嫌がられにくい。
・味覚の土台
薄味と出汁。
濃い味とジャンクに先に慣れさせない。
・食べさせてはいけないものを先に調べる
調べてから食べさせる。
・絵本の読み聞かせ
意味が分からなくてもいい。
声と絵を毎日入れる。
・成長の記録
写真か動画を、できるだけ毎日残す。
「撮らなかった」が後悔になりやすい。
・愛着
泣いたら抱く。目を見て声をかける。
心の安全基地を先に作る。
・0歳からの境界
おむつ替えや抱っこのとき、「触るよ」「いい?」と声をかける。
体は自分で決める、の最初の練習。
性被害を防ぐ側の話でもある。
・産後の傷のケア(会陰切開・帝王切開)
消毒、清潔、痛み。
放置すると、産後うつも性生活も悪化しやすい。
・父親が育児に入る
沐浴、夜泣き、スキンシップ。
母親だけに寄せると、産後うつと夫婦関係が壊れやすい。
・産後クライシス
母親が触られたくない時期がある。
放置すると、何年も性生活が戻らないことがある。
夫婦で話す。潤滑剤を置く。
・住んでいる自治体の出産・子育て給付を調べる
出産一時金、医療費助成、子育て支援。
出生前に知らないと、数十万円単位で損することがある。
・出生後すぐの手続き
児童手当、乳幼児医療費助成、予防接種の管理。
・銀行口座、証券口座を出生後すぐ開く
お祝い金や児童手当を、新NISAなどで置く選択がある。
0歳から始めると、20歳時点で差が出ることがある。
やるかどうかは家の判断。
・英語や楽器の音を聞かせる
絶対音感や英語耳を「必ず作れる」わけではない。
乳児期に音を入れる、という項目として知っておく。
男性
・そけいヘルニア(脱腸)
おむつ替えのとき、股の付け根が膨らんでいないか見る。
・睾丸の下降不全
触って確認する。
遅れると、のちに不妊のリスクが残ることがある。
女性
・股関節脱臼
おむつ替えのとき、足を無理に伸ばさない。
M字に保つ。
・陰部の拭き方
前から後ろへ。
後ろから前へ拭くと、炎症を起こしやすい。
体の構造上、女の子だけ先に知っておく。